2007 ジャンケン大会 Lambrettaレポート 第4回 (連続12回)  

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 東北地方では、秋になると「芋煮会」というのをやるらしい。
というのを聞いて、川柳仲間の畑耕し分科会方面体調Tさんが
「いいねえ今年はうちもそれやってみよう」ということになった。
場所はメンバーでレンタルしてる、国鉄道場駅近くの某「畑」。
仲間内では「無能園」と呼ばれていて、とにかく草がぼうぼうで作物と雑草が渾然一体となっておって、
ほぼ手付かずの自然の野原に近い景観を維持している(あかんやんそれ)。
 うちに来て早三ヵ月、だいぶと気心も知れてきたランブレッタで、
ようやく涼しくなった空気の中、山を越えてトンネル抜けて三田方面へ。


道場近辺はもう完全に秋の山里の景色。
今日、文化の日は「晴れの特異日」なんだそうで、毎年この日はやたらに晴れるらしい。
まったくそのとおり、きれいに晴れ渡った空から強い日差し。


芋煮の鍋は、この日のために買った大きな鍋。
これに小芋をごろごろ入れて、豚肉やお揚げさんや白菜やその他もろもろを入れて、どんどん炊く。
とにかく炊く。
ひたすら炊く。
炊いてるうちにどんどん人が集まってくる。
農園の仲間と、その子供・・・ちょっと予想外に人が集まってるなあ、大丈夫なんかなあ。
 

実はあんまり大丈夫ではなかった。
あっという間に芋煮が無くなってしまった。
予測の甘さに不満続出、食い物を求める酔っ払い達。
そこに現れた和食の鉄人(ホントにすごい人らしい)、芋の茎を炒めて手早く酒の肴を作ってしまう。
すごい。
この人が調理したらダンボールでもおいしくなるかもしれない。


様々な技を持ったおじ・おば達の、ちょっと平均年齢の高いデイキャンプ。今年も
まあ、良い秋やったなあ、なんて。
冬が来る前の穏やかな一日はしみじみと暮れてゆくのでありました。



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