2005年ウエストジャパンユナイテッド岡山 前編

 

9月18日AM8:00

つい今しがた眠りに就いたばかりなのに・・・昨日の疲れを引きずったまま、朝日の差し込む窓を開ける。夏の勢いは無いものの高く昇った太陽に目を細める。今日は快晴、記念すべき「WEST JAPAN UNITED」の第一歩「さあ行こーか」

岡山では前夜、申し合わせたように伝統のライブイベント「FUNKY BROADWAY」

遠くは京都、広島、熊本から選りすぐりのバンド達、そしてご存知テッピー率いるチープスケーツブラスターズが、岡山スクーターガールズバンド「Choco Mates」1stアルバムリリースツアーのファイナルを飾るべく集結!

当然ライブハウスの前には色とりどりのスクーター達。明日の「WEST JAPAN UNITED」の前哨戦といわんばかりに集まってきて一足お先にダンスタイム

最後のバンドが終わる頃にはさすがに明日に備えて皆家路につく。ところがバンドメンバーに紛れて数名の迷子達は打ち上げへ・・・



AM9:30

 集合場所の通称「機関車公園」に着くとすでに数名の若手達が昨日の疲れも感じさせずに集まっている。バイクを止め皆と挨拶を交わす内に次々と2ストロークサウンドを響かせてやってくる。今日はなかなか集まりが良いようで出発時間の10時が近づく頃にはほぼ全員集合。「ガソリン満タンで」の約束にも関わらず約数名がガススタへ。帰って来るのを待って記念撮影。

 簡単な説明を兼ねた挨拶の後、走り出す。まずはお約束の岡山市街地「観光コース」とでも言いましょうか街中のメインストリートを一周回ってスクーターランをアピールするも、そこは日曜の朝、お店も開ききらない街中に人はまばら・・・

たまたま止まった信号では運悪く黒塗り街宣車とコースが一致し、しばらく街宣車を引き連れてのパレード。さすがにチューンドスクーターのけたたましい排気音も聞こえぬほど。

無邪気にカメラを向けたJ華嬢が指導を受けたとかいないとか・・・


AM10:30

 市街地を抜け岡山三大河川の一つ旭川の土手に出る。右手に川の流れを見ながら緩やかなカーブを描く一本道を一気に北上。透き通った川風にふかれほんの少しアクセルを開ける。程よく加速した所で振り返ってみる。そこには永遠に続くかの様なスクーターの列。

小豆島で見た海沿いの峠道での光景がよみがえってくる。

 
AM11:00

 田舎道を抜けココからは、岡山県を南北に走る主要国道53号線に入る。当然、郊外とはいえ交通量は一気に増える。気持ちをリセットする意味合いもこめて近くのコンビにで小休憩。
するとそこに、現れた二台のトライアンフ。岡山市内でショップを経営する二人の若社長コンビ、オガムさんとマコッチャン。出勤前に早朝ツーリングの帰りだとか。
第一回目のビッグランブリングから毎年欠かさず参加して皆勤賞のオガムさん。知ってる人も多いでしょうが、ここ数年、車で参加していたため「この人バイク持ってんの?」的存在になってしまいましたが、この方、なかなかのエンスーでこのトライアンフ3TのほかにトライアンフT100、車はVWタイプ2を所有。来年はグロテスクなランブレッタで参戦!(予定)

AM11:30

 出発後、順調に距離を伸ばす。思っていたよりも道がすいていてスムーズに建部町へ。

途中道に迷ったりしながらも無事、たけべの森入場。

PM12:00

 車チームと合流してBBQハウスにて昼食。手ぶらでやってきて、一番安価なコースを注文したにもかかわらず、かなりのボリュームに苦戦。ココは若手の出番とばかりに肉を押し付ける。そうこうするうちに寝坊してきた3人が合流。
食後、芝生でフリスビーを楽しむ者、木陰で昼寝する者、思い思いにすごす。

PM3:00

 途中で数名が一足先に帰宅したため、集合写真は若干寂しくなったがみんな笑顔で「ハイチーズ」

PM3:30

 天気にも恵まれ晴天の下、流した汗を温泉浴でリフレッシュ。お風呂ならではのお約束のハプニングも・・・

PM5:30

 無事、岡山汽車公園へ到着。山陰スクーターチーム「PSYGUNS」との合同ランで行われた今回のイベント、参加台数27台+サイドカー1台+車1台。参加人数36人。走行距離、約80kmにて第一回「WEST JAPAN UNITED」昼の部は閉会

PM6:30

 ココからが岡山スクータリストの本領発揮!そう、打ち上げへ!!
今回用意した打ち上げ会場は、「関西ソローズ」と「徳島アワーズ」の待つ「アワジシマ」
山陰チーム「サイガンズ」を代表してチープのテッピーを交えて、9人と6台の精鋭部隊「月の爆撃隊」(後にこう呼ばれる事となる)ガソリン満タンいざ出陣!

後編に続く。GO!